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ごあいさつ

 株式会社東宝映画は、1971年11月、東宝株式会社撮影所製作部、および企画部が中心となり設立された、映画の製作プロダクションです。東宝株式会社の前身である「P.C.L映画製作所」が現在の東宝スタジオ(世田谷区成城)で映画製作を開始して以来、その歴史と伝統を受け継ぎ、設立からの39年間で160本を超える作品を製作し、幾多の名作・ヒット作を生み出してまいりました。

 しかし、昨今、映画製作をめぐる環境は、めまぐるしい変化を遂げております。日本映画の製作システムとして製作委員会方式が定着し、技術的には製作から配給、興行までの完全デジタル化が進み、3D映画も一般的なものとして定着しつつあります。映画に限らず幅広く映像の領域に目を向けると、メディアの進化と多様化、インターネットの高速化が急速に進み、生活の中での「映像」のあり方や楽しみ方自体が大きく変容してきています。

  そのような時代の要請に応え、東宝映画は撮影所の歴史と伝統を継承しながらも、より"外に開かれた"製作会社として、新たに生まれ変わります。 信頼性の高い「製作会社」として、劇場用映画からTVドラマなど、あらゆる映像製作のニーズに、予算面も含めより柔軟に、よりスピーディにお応えできる体制を整えます。また、これまで培ってきた人と情報のネットワークを最大限に生かし、心から感動していただける娯楽作品を一作品でも多く世に送り出すべく、社員一丸となってより一層の努力をしていきたいと考えております。

2011年1月
  • スタジオ1
  • スタジオ2
  • スタジオ3

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